なまりのある場所は避けるべき?
「普通語」中国留学をしたときに学ぶものです。この「普通語」とは1956年に中国政府によって決められた、現在中国語の標準語のことを言います。中国留学へ行く前に、普通語に関して知っておくことはよいことだと思います。
普通語の特徴として、北京語の発音が標準音であり、北方の方言を語彙の基礎としている点が挙げられます。そして、文法の規範は現代白話文(口語体)としています。そのような点から考えても、中国留学者は北京の周辺で生活をすれば、普通語とよく似た発音を耳にするチャンスが多いのは事実です。
普通語に近い発音が多くある北京。普通語を耳にする機会という面ではとても有利といえますが、それだけでその他の場所を選択肢に入れないのは早すぎます。というのも、次ページの中国留学者の就職に関する項にも書きますが、日本人が就職する場合、広東や上海などの方が多いのです。
中国国内どの場所でも、なまりがあります。方言でありません。初めにその場所に行ったときなどは、土地の人々の話す発音に違和感を感じるでしょう。中国留学をどこで行うか考えた際には、中国留学のあと、どこの地域で働くのか、ということも頭に入れて場所を選ぶことをお薦めします。
中国留学を開始して、まず驚くのが、中国の方言でしょう。たとえば、北京人が上海語をしゃべっているのを聞いたとしても、その中身は全然伝わりません。そのくらい差があります。ですので、会社内で、地元の人どうしがずっとその方言で話をしていると、同じ場にいる地方出身の人は話に入れなくてポツン・・、なんて様子は日常的に見られます。
ですので、例えば、上海に留学したら、上海語がわかるようになるか、と言われれば、違うと言えます。その地方の方言は、方言として、学びなおさないと身につきません。中国留学をするというのは、あくまで、普通語(標準語)を学びに行くものだと考えてください。